「WEBマーケティングって、正直よくわからない」
そんな声を、私はこれまで何度も聞いてきました。
打ち合わせで社長さんが苦笑いしながら「SNS?もう若い人の世界でしょ」と言う姿。
うん、わかります。私も最初はそう思ってました(笑)。
でも、WEBマーケティングって、実は“テクニック”じゃないんです。
ひと言でいうと、「あなたの想いを、ちゃんと必要な人に届けるための仕組みづくり」なんです。
「お客様があなたを探している場所」が、今はネットの中にある
昔はチラシを配ったり、知り合いからの紹介で商売が回っていた。
でも今は、ほとんどの人がスマホで情報を探します。
たとえば「千曲市 外壁塗装」って検索して、上に出てきた会社を見て、「ここ感じがいいな」と思えば、そのまま問い合わせをする。
つまり、“出会いの入口”がネットに移ったというだけなんです。
「紹介があるから大丈夫」
そう思う方も多いですが、紹介されたお客様も、実はその前にホームページを見ています。
「どんな人がやってるんだろう?」って。
信頼の最終確認が、いまはネット上で行われているんです。
難しく考えない!まずはこの3つから
私はいつも、WEBが苦手な企業様にはこうお伝えしています。
① 自社の強みを明確にする
誰に、何を、なぜ選ばれているのか。これがぼやけると、どんな発信も響きません。
② ホームページを整える
最新情報・写真・お客様の声。この3つを見れば、会社の“温度”が伝わります。
スマホで見やすくなってるかも要チェックです。
③ 情報発信を続ける
ブログでもSNSでもOK。完璧じゃなくていいんです。
60点でもいいから、「続ける」ことのほうが100倍価値があります。
「売る」よりも「信頼される」ための活動
「WEBマーケティング=売るための手段」だと思われがちですが、私は少し違うと思っています。
本質は、“信頼されるための活動”なんです。
たとえばSNSで日々の仕事を発信している工務店さん。
「現場を丁寧に掃除している姿」や「スタッフの笑顔」を載せるだけで、見る人は「あ、この会社いいな」と感じる。
そんな積み重ねが、最終的に“選ばれる理由”になります。
結局、人は「何を売っているか」よりも、「誰がやっているか」で選ぶんですよね。
継続できる仕組みをつくろう
ここまで読んで、「うちにもできるかな」と思われたかもしれません。
大丈夫です。
コツは、「後回しにしない仕組み」をつくること。
一人で全部やろうとすると続かないので、チームで考えたり、誰かと一緒に「毎月この日に更新しよう」と決めるだけで変わります。
ヒバナでも、そんな企業さんと一緒に“訪問作戦会議”をしています。
「夢を叶える力になる」――それが、私たちのミッションです。
まとめ:WEBマーケティングは「特別な人のもの」ではない
WEBマーケティングは、特別なスキルを持つ人のためのものじゃありません。
どんな小さな会社でも、始めることができます。
まずは一歩。
今日からできるのは、「ホームページの写真を1枚差し替えること」かもしれません。
でも、その一歩が、未来のお客様との出会いをつくるきっかけになります。
あなたの想いを、ちゃんと必要な人に届ける。
それがWEBマーケティングの一番大切な役割だと、私は思っています。




